ブーランジェリー マシェリ

所沢駅東口はグランエミオのオープン以降、賑わいを取り戻した

往年の東口を知っているものからすれば時代の流れを感じる

さて今回目指すのは『ブーランジェリー マシェリ』というパン屋である

東口から少し歩くと人通りはないが妙に道幅が広い謎ストリートがある

可愛らしい店舗でその通りの角地にちょこんと鎮座している

店内はどうだろうか、お客が2組も入ればギュウギュウなのではと思うほど

事実お店でパンを選んでいるときに次のお客さんには外で待ってもらった

これはじっくり選んでおれんぞと、ショーケースを眺める

いかん、どのパンも美味しそうだ…

悩む時間もないのでここは直感でバンバン選んでいく

店主が焼きたてを追加してくる

ちょっと待て、それも美味しそうだな、うーんどうしようか

などと考えているうちに迷いの沼にどんどん脚を取られていく

結局いつものように絞りきれず溢れんばかりの量を買ってそそくさと退出

待っていただいたお客さんにお礼をして謎ストリートを後にする

さて、持ち帰ったパンをおもむろに頬張る

口にした瞬間ブワッと香りが広がるパンが多い

カレーパンはもっちりで餡も味もしっかり

カボチャパイはデニッシュ生地の香り芳醇で餡も主張しない程度にパン生地によく馴染んでいる

ん？どれを食べても美味いな

ここまで来て名店の香りがプンプンし始める

さてお次は自家製ハムとマルボーチーズのサンド

ハムの柔らかさと香りが昼間からワインを誘いそうになる

これが自家製ハムだと？

こいつはやばい、これは名店確定だ

ことごとく期待を上回るパンの多段攻撃に手も足もでない

ブーランジェリー マシェリ恐るべし

初めて訪れた人もリピ確のパン屋になること間違いなしだろう

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