Boulangerie EMU ブーランジェリー エミュウ

所沢駅から創価学会の所沢文化会館の方へ歩くと、まっすぐ南下すると急な坂が現れる

坂を降りてすぐ、鮮やかな緑と赤に塗られたおしゃれな建物が目に入る

それが、今回のパン屋『Boulangerie EMU』だ

お店の前にはほどよく開けた河辺が佇む

ここまで降りてくると、東所沢駅が高台にあることを実感する

ただ急な坂を降りただけではなく、環境を一変させるかのようなこの河辺もそう感じさせるのだろう

ここは所沢なのだろうか…？という思いがふと湧き上がる

突き抜けた空と開放感、爽やかな風を受けながらパンに興じる贅沢さ

なんとも豊かな時間である

さて、エミュウに話を戻そう

所沢にはこのエミュウ本店と、エミュウ西武所沢SC店の２店舗がある

所沢駅周辺に詳しい方であれば、西武所沢SC店にもお世話になったことがあるかもしれない

所沢市外には３店（清瀬店、武蔵野美術大学店、川越丸広店）ほど構えている

東所沢の本店は西武所沢SC店に比べるとやや小ぶりで、商品数も少ない

対応するお客さんの数が異なるので、妥当だとは思うが、どちらもパンを購入してすぐ食べられるスタイルは同じだ

エミュウのパンはクセがなく、オーソドックスでありながらも万人受けするタイプ

「安定感」「安心感」では、所沢のどのパン屋にも負けない貫禄のようなものすら感じる

そんなパンを生む土壌がこんなにも素敵な風景に囲まれているのを知ったら、妙に納得してしまったのだった

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