自家製酵母ぱんと手づくりあんこの店  いちあん

Google Mapによると「いちあん」さんまでの道のりは所沢駅東口から歩いて11分だそうだ

繁華街のある所沢駅西口に比べると若干おカタイ街並みだったり、民家の並ぶ通りを歩いたりで少し時間が長く感じる

たどり着いた「いちあん」は思ったよりはこじんまりとしてかわいらしい店舗であった

しかしその店舗面積に比するとお客さんが多い、多すぎる

お客さんのお目当てはパンでもあるし併設のカフェでもある

カフェではお店のコンセプトを心ゆくまで堪能できるメニューが用意されている

ズバリ「餡」と自慢の「自家製酵母パン」がドーン！という身も蓋もないメニューもあれば

見目麗しいメニューもあってお客さんを飽きさせない

テーブルには「いちあん」さんのパンに対する思いなどを綴ったリーフレットのようなものもある

それを手に取り読みふけるのも楽しい時間だ

パンそのものも美味しいのだが、食材や餡と組み合わせて引き立たせる役割をパンが担っている

パンの持つ能力をどこまで他の食材で引き上げられるのか

さながら研究発表を拝見している気分になる

パンの種類や味について語るよりも、どちらかというと店のコンセプト込で楽しむ印象だ

店主の筋のとおった作品を味わいに行く、というのがこのお店を楽しみ方なのだろう

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